2011年8月5日金曜日

第2回の詳細が決まりました。


「連続市民講座 原発災害以降のメディアのあり方を考える」第2回
原発事故の危険性とその報道を考える

日時 2011(平成23)年9月3日(土)14:00~17:00
場所 紀伊國屋書店札幌本店
1Fインナーガーデン(札幌市中央区北5西5 sapporo55ビル JR札幌駅下車西口徒歩5分 
問合せ 011-231-2131)  
入場無料 

ゲスト 小倉志郎さん(原子力発電所技術者)
おぐら・しろう 1941年東京生まれ。横浜在住。現役時代は、技術者として原発業務に専念。原子炉の見積、設計、建設、試運転、定期検査、トラブル対応、運転サービス、技術者教育等に携わる。退職後は、3・11以前から内部被曝の怖さを説く市民向けの啓発活動に力を入れ、各地で講演を重ねる。
ゲスト 白石草さん(元テレビ朝日勤務、メディアジャーナリスト)
しらいし・はじめ 東京在住。現在はフリーで活動。人権問題、環境問題などを積極的に取り上げている。市民メディア「Our Planet TV」の中心メンバー。市民が情報発信するために必要な取材の仕方から動画作品の製作までのノウハウを指導する講座を各地で開催。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 この連続講座は、札幌学院大学社会情報学部の有志とATTIC屋根裏TVとで結成された「市民メディアによる公共圏形成と社会情報の提供に関わるプロジェクト」実行委員会が主催して行うものです。
 今回の原発事故は、甚大な被害をもたらしており、未だに収束していません。マスコミの報道を我々はどれだけ信用したでしょうか。例えば、「健康に直ちに影響はありません」とテレビで繰り返す識者のコメントではなく、ネットのユーチューブなどの情報のほうを頼りにしたのではないでしょうか。被曝量が年間100㎜シーベルト以下なら「安全」とされますが、果たして本当なのかも心配です。この事故は我々に現代社会における広く大きな問題について市民が気軽に参加して互いに語り合うことのできる公共的な場の不足を痛感させました。
 我々はそうした場を作ることをめざして今回の連続講座を開始しました。下記の第1回の模様は、Ustreamで流され、現在も動画が見られます。(第一回 前半 後半 ← クリックで飛びます)
 第3回目以降も、医療の過剰、薬害、地球温暖化言説、検察の腐敗、精神障害者への差別と偏見などの語られにくいけれど重要な「社会情報」を次々と取り上げていく予定です。そのテーマに関心のある方なら誰でも参加できます。乞期待。

第1回目の講座(録画)を見ることができます。

連続市民講座「原発災害以降のメディアのあり方を考える」第一回(前半)
「ネットに頼らない市民のメディア発信―カフェ放送『てれれ』の意義」
ゲスト:下之坊修子(「てれれ」主宰、自主作成ドキュメンタリー作品の上映継続、大阪在住)、司会:阿部幸弘



Video streaming by Ustream

連続市民講座「原発災害以降のメディアのあり方を考える」第一回(後半)
「社会情報のあり方をどうするか~市民向け連続講座の紹介」
ゲスト:下之坊修子(てれれ)、森田彦(SGU)、井上芳保(SGU)、他




Video streaming by Ustream